ハーレーのオイル交換の目安は?純正品と社外品のどちらがいいのか

ハーレーのエンジンオイルは定期的に交換する必要があるのですが、交換の目安としては走行距離が1500キロまたは3000キロになったタイミングが良いとされています。これは走行距離が長くなればなるほどエンジンに負担がかかりやすく、オイルも劣化しやすくなるためだとされています。

アメリカでは8000キロの走行距離がオイル交換の目安とされているものの、信号など途中でエンジンを切ることが多い日本の場合はアメリカと比較すると同じ距離を走行していてもエンジンにかかる負担が異なっていると考えられているようです。そのため日本の方が走行距離が短くてもエンジンオイルの劣化が早いことから、交換の目安も早めに設定されています。

ちなみに新車のハーレーのオイル交換の目安はもっと早く、500キロから800キロ程度で交換した方がいいとされています。理由は新車のハーレーは組み込まれた金属パーツのはまりが悪いため、走っている間にパーツ同士が摩擦を起こして金属粉を生じさせているためです。このためエンジンに金属粉が多くつきやすいので、早目に交換した方がいいと考えられています。

ハーレーのエンジンオイルには、大きく分けて社外品と純正品の2つがあります。
基本的にはどちらのオイルを使用しても問題はありませんが、社外品よりも純正品の方がおすすめだと言われています。

社外品は市販されていることからコストが安く、手軽に利用できるところがメリットです。ただあくまで社外品なのでハーレーに合わない場合もありますし、使用することで何らかの不具合を起こしてしまう可能性もあります。それに対して純正品はハーレー専用に調整されているオイルであり、ハーレーに搭載されている独自のエンジンの性能や特性を踏まえた上で開発されているものです。しかも過去のハーレーエンジンに関する技術的な経験なども生かされているため、ハーレーに使用するのに最善の商品として販売されているところが良いと判断されています。